こんにちは。
暦の上では秋ですが、皆様お変わりありませんか。
施設長の羽田野です。
先日、豊後大野市地域雇用創造協議会が主催の
『高齢者等の生活支援セミナー』が開催され、
僭越ながら講演をさせていただきました。
講演テーマは『老いを理解し現場で働く喜び』。
人前でお話をさせていただくのは、いつも緊張してしまい、
大した話はできなかったかもしれませんが、
私なりに介護現場の経験を通して
大切だと思う事をお話しました。
具体的には、自分がどういう人なのかが、
他の人にも分かるように
『自分の解説書』を
早めに準備をしてくださいという話です。
例えば、認知症になって
BPSD(行動・心理症状)が激しくなった場合
心が和らぐものは、好きなもの!
私なら、エレファントカシマシの「悲しみの果て」を聞き、
映画なら「ビッグウエンズデー」を見ると気分が切り替わると思います。
こんなことが好き、逆にこんなことはして欲しくない、といった
自分の解説書を書いておけば、認知症になった場合にも、
周りの家族や介護者、そしてご本人にとってもよりよい生活が送れます。
趣味趣向だけではなく、がん治療の考え方なども書き残しておくと、
自分で自分の気持ちを伝えづらくなった時に、
自分らしく生きることができます。
私自身も『自分の解説書』を書いており、
皆さんにオススメしています。
ぜひお試しください!